PRELIBRI

2016.02.28

一之瀬ちひろ写真集『STILL LIFE』出版記念展示・トークイベントのお知らせ

STILL LIFE_800

 

一之瀬ちひろ写真集『STILL LIFE』出版記念展示
日時: 2016年3月1日-3月6日 (5日のみトークイベントのため17:00まで)
会場: 森岡書店 銀座店(東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階)
営業時間:13:00~20:00 月曜休
 
出版記念トークイベント「写真集を届けること」
日時: 2016年3月5日(土) 17:00 受付開始 17:30 開始
場所: 森岡書店 会費: 2000円
お申込み:info@prelibri.com /PRELIBRI http://prelibri.com/
 
 
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一之瀬ちひろ写真集
『STILL LIFE』出版記念展示
日 時:2016年3月1日(火)-3月6日(日) 
    13:00-20:00月曜休
    (5日のみトークイベントのため17:00まで)
会 場:森岡書店 銀座店 
   東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階
     Tel. 03-3535-5020
 
 ここに集めた写真は、2004年から2015年にかけて約11年間、撮り続けてきた十数都市(ロンドン、NY、アムステルダム、バンクーバー、ウィー ン、バーゼル、南相馬、陸前高田、東京など)の部屋の写真です。このシリーズを暫く続けた後、なぜ私は些細な日常の、誰の注意もひかないような光景を撮り ためるのだろうと、問いなおしました。部屋の写真は、すべて私という個人を起点に、そこからつながって出会った人たちの部屋です。私は、私のまわりにはど んな日常があるのか、私や彼らの日常はどのように保たれているのか、私個人のつながりをたどって、知りたいと思っています。そして私たちの日常は、見えな いくらい薄く透きとおる布でつつまれるように、この社会におおわれていると感じています。
 私たちの日常には、見落としてしまいそうな些細なこと、または理解や把握ができないくらい大きなことが日々起こり、これらの出来事に対して、語るべきふ さわしい言葉をみつけることができません。私は説得や腕力とは違ったかたちで、この語るべき言葉を持たない出来事たちを、写真に現したいと思いました。
 写真集のタイトル『STILL LIFE』は「静物画」という意味です。静物画は17世紀のオランダで始まりました。17世紀オランダの画家たちははじめて日常の生活風景をまなざす、と いう新たな視点を発見しました。「日常をまなざす」ことは現代の私たちにとっては当たり前のことのよう思われますが、ある時代では発見しなければ得られな いものだった、ということに気づかされます。(一之瀬ちひろ)
 
 
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『STILL LIFE』出版記念トークイベント
「写真集を届けること」
柳本浩市(Glyph)×中島佑介(POST)×森岡督行(森岡書店)
+吉田知哉/編集者+一之瀬ちひろ/写真家+小熊千佳子/デザイナー
 
日 時:2016年3月5日(土) 
    17:00受付開始 17:30開始〜19:30
場 所:森岡書店
    住所:東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階
    電話:03-3535-5020
会 費:2000円
申し込み方法: 本文に、お名前、ご連絡先:メールアドレス・携帯番号を明記下さい件名を「写真集を届けること」と明記の上、下記申込先までご連絡下さい。info@prelibri.com
 
昨年10月ブックレーベルPRELIBRIは一之瀬ちひろ写真集『STILL LIFE』をクラウドファンディングで出版しました。今回はじめて1000冊というまとまった刷数を届けるための「流通・販売」活動を通して、はじめて気 づけたことがたくさんありました。「本をつくる」というだけではなく、そこから読者の方に「届ける」という道筋の難しさについていろいろ考えるようになり ました。そんな想いから、このトークイベントを企画しました。
 
コレクションしているデザインプロダクトをまとめた書籍を出版、販売しながら、蔦屋書店のアドバイザーとして、書店をプロデュースされている柳本浩市さ ん。出版社という括りで本を特集し、定期的に扱っている本が全て入れ替わるブックショップPOSTを運営し、写真集出版・復刻にも力を入れ、TOKYO ART BOOK FAIRのディレクターとしても活動されている中島佑介さん。「1冊の本を売る本屋」としてコンセプチュアルな書店のあり方を提示し森岡書店を運営されて いる森岡督行さん。この3名ををお迎えして、新しい出版の形を模索するひとつの試みとして、『STILL LIFE』の編集にも携わっていただいた編集者吉田知哉さんと、PRELIBRIを主宰する私たち、本書の著者でもある写真家一之瀬ちひろと、アートディ レクション、ブックデザインを担当する小熊千佳子でお話をお聞きしていきます。
 
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柳本 浩市(やなぎもと・こういち)
マーケティング、セールス・プロモーションなどに関わる会社員時代を経て2002年Glyph.を起業。自社の商品開発や出版事業からスタートし、現在で はKDDIのリテールサービス事業や代官山 蔦屋書店のアドバイザー、アサヒビールの東京オリンピック事業など大手企業の商品開発やブランド戦略アドバイザー、行政の地方創生事業などのプロジェク ト・マネジメントに携わる。幼少のころ、植草甚一に影響を受け、ジャズと古本に目覚め、小学1年生からアメリか文化に没入し、古着と家具などの収集を開 始。ただ集取するだけではなく、収集物を独自の視点で再編集し、現代の社会背景と照らし合わせて再定義する。雑誌の特集監修や執筆なども行い、社会とデザ インの関係性を考察した著書「DESIGN=SOCIAL」(ワークス・コーポレーション)がある。
 
中島佑介(なかじま・ゆうすけ)
1981 年生まれ。長野県出身。早稲田大学商学部卒業。2002 年に limArt をスタート。2011 年には出版社という括りで定期的に扱っている本が全て入れ代わるブックショップ「POST」をオープン。恵比寿の店舗では 常に入れ替わる本棚に加え、ドイツの STEIDL 社のメインラインナップが常に並ぶオフィシャルブックショップとなっている。現在は POST のディレクターとして、ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、そ の他 Dover Street Market のブックシェルフコーディネートも手がける。2015 年からは The Tokyo Art Book Fair の共同ディレクターに就任。www.post-books.info
 
森岡督行(もりおか・よしゆき)
1974年、山形県生まれ。1998年に神田神保町の一誠堂書店に入社。2006年に茅場町の古いビルにて「森岡書店」として独立。去る2015年5月5 日には銀座に「森岡書店 銀座店」をオープンした。著書に『写真集 誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、『BOOKS ON JAPAN  1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『荒野の古本屋』(晶文社)など。
 
吉田知哉(よしだ・ともや)
編集者、クリエイティブディレクター。デザイン関連書を主に手掛ける。主な作品として『ブルーノ・ムナーリの本たち』(東京ADC賞受賞)、森岡督行『BOOKS ON JAPAN 1931–1972 日本の対外宣伝グラフ誌』など。
AZホールディングス執行役員。グループ事業会社であるビー・エヌ・エヌ新社前編集長。森岡書店店員。
 
一之瀬ちひろ(いちのせ・ちひろ)
1975年、東京生まれ。国際基督教大学大学院博士前期課程。作品を発表する傍ら、書籍、雑誌、広告の撮影に携わる。2011年よ りリトルブックレーベルPRELIBRIとしても活動。2014年JAPAN PHOTO AWARD受賞。2012年、個展「KITSILANO」(ニコンサロン銀座)を開催。2015年「STEP OUT! New Japanese Photographer」(IMA gallery)に参加。写真集に2006年『ON THE HORIZON』、2012年『KITSILANO』、2015年『STILL LIFE』。http://www.freaksphotos.com/chihiroichinose/
 
小熊千佳子(おぐま・ちかこ)
1975年、東京生まれ。アートディレクター、グラフィックデザイナー。日本大学藝術学部美術学科絵画専攻卒。デザイン事務所勤務、MOVE Art Managament 所属後、現在フリーランス。書籍、CD、 ブランディン グなど、主に印刷媒体の分野でグラフィックデザインを手掛ける。Graphis Poster Annual 2015・2016Gold受賞、全国カレンダー展 金賞 文部科学大臣賞、チューリッ ヒデザインミ ュージアム ポスター15点収蔵。北京、トルナバ、ボリビア、ウクライナ、スコットランド各所でポスター入選展覧会参加(2015)。2011年より写真家一之瀬ちひ ろとリトルブックレーベル PRELIBRIとして活動。http://www.chikako-oguma.com